伴走母の秋 No.14

*当ブログは広告を掲載しています

 

 「中3受験生・伴走母の日記」ブログです。

 

以前の記事のヒトクチタケの続きです。

   

ヒトクチタケです。

丸くて白いマショマロに似たヒトクチタケが

枯れたアカマツの幹に

かなり上の方まで点々と生えていました。

  

f:id:ichigo-milk-haha:20201028200606j:plain

アカマツに群生するヒトクチタケ

 

幹をアップにすると何となく奇妙で

どこかユーモラスな感じで

生えているのがよく分かります。

 

f:id:ichigo-milk-haha:20201028200647j:plain

幹のアップ

 

さらにキノコをズームで拡大すると

下部に一つ穴があるのが確認できます。

これは胞子を飛ばすために、

熟すと下部(側面)に穴が空くのだそうです。

左上のような比較的小さめの個体でも

穴が空いているのが確認できます。

 

f:id:ichigo-milk-haha:20201029195202j:plain

熟したヒトクチタケ

 

f:id:ichigo-milk-haha:20201029195249j:plain

穴があるヒトクチタケ

 

斜め右上の個体は穴と言うより…

破裂に近い状態のようにも見えます。 

穴から昆虫が入りそのまま隠れ家することもあるそうです。

 

ヒトクチタケの中を見てみたい気もしたのですが、

とても手の届く高さには生えていなかったのと、

さらにキツイ臭いのあるキノコだと聞いたことがあるので、

手袋などの用意も無かったので止めておきました。

 

f:id:ichigo-milk-haha:20201029195332j:plain

熟す前のヒトクチタケ

こちらは穴がないようなので熟す前だと思われます。 

白くて丸くて柔らかそうな見た目と、

さらに下部の茶色い部分が焦げ色っぽいので、

焼きマショマロによく似ています。

 

このような焼きマショマロが数十個も

アカマツの幹にピタッとくっついている様は不思議な光景で、

自然は面白いと感じさせてもくれます。

 

冬になると姿を消してしまう植物等も多くなるので、

今のうちに散策を楽しんでおきたいと思ったのでした(笑)。

 

最後まで読んで下さり有難うございます。

またお立ち寄りくださいませ。