「中3受験生・伴走母の日記」ブログ
11月に入り朝晩は冷え込む日が
少しずつ増えてきました。
秋が深まっていて
冬の到来も近づいていることを感じる今日この頃です。
我が家の最近の周辺の秋の様子です。
ヒマラヤスギです。
名前にスギとついていますがマツ科です。
この木は沢山の薄黄緑色の雄花をつけていて、
地面には蝶か甲虫の大きな幼虫の様にも見える
かなりの数の雄花が落ちていました。
この色の状態の時は触ると堅いのですが、
乾燥して茶色→濃い赤茶色になると脆くなり
ポロポロと崩れます。
そして今日のお目当ての物を探すため
背の高い木の枝を見ると…ありました!
お目当ては球果です!
直径10㎝×幅5㎝以上はありそうな球果をつけていました。
球果は下から見ると探しにくいので、
少し離れた場所で木の枝を横から見ると…
茶色の楕円形をした球果が葉から顔を覗かせていました。
まるで枝に休止するフクロウのようにも見えます。
球果は熟すと種子のついた種りんを
1枚ごとにばらばらと飛ばし、
最後は先端(先っちょ)だけが残ったシダーローズを
地面に落としてくれます。
10年ほど前にクラフトに凝っていた時
シダーローズを拾い集めすぎたため、
水で洗い乾燥させ剥離防止の処置をしては、
近所の児童館や幼稚園の秋の木の実を使った工作用で
何度か使って頂いたことがあります。
サルスベリ等の木の実も
ビニール袋に種類ごとに分けて入れて
名前を書いたラベルを貼って貰って頂きました)
種りんも大きな魚の鱗に似ていて面白い形をしているのですが、
シダーローズの華やかさには敵わないようで、
沢山用意してある木の実の中で工作の時には
シダーローズは子供たちにとても人気があり
すぐに無くなってしまうことが多かったです。
他に綿が付いた状態の綿の実&割る前のオニグルミの実も
ウケが良かったです。
我が家ではリースやフォトフレーム作り以外に、
剥離防止の処置を済ませたシダーローズを、
ゴールドやシルバーのカラースプレーで色をつけ
乾燥後にニスを塗り乾かしたら紐やリボンをつけて
X‘masツリーのオーナメントでも飾っています。
そのため12月頃から
地面に落ちていることが多くなるシダーローズを見ると、
ヒマヤスギからのX‘masの贈り物ではないかと思ってしまいます。
ただ近隣の広場や公園の幾つかの場所のヒマラヤスギの木が、
最近は伐採で姿を消してしまっていて残念です。
もう少ししたら12月で、
冬になると姿を消してしまう昆虫、植物等も多くなるので、
今のうちに秋の散策を楽しんでおきたいと思ったのでした(笑)。
最後まで読んで下さり有難うございます。
またお立ち寄りくださいませ。