伴走母の秋 No.22

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 「中3受験生・伴走母の日記」ブログ

 

11月に入り朝晩は冷え込む日が

少しずつ増えてきました。 

秋が深まっていて

冬の到来も近づいていることを感じる今日この頃です。

 

我が家の最近の周辺の秋の様子です。

 

ヒマラヤスギです。

名前にスギとついていますがマツ科です。

この木は沢山の薄黄緑色の雄花をつけていて、

 

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ヒマラヤスギの花

地面には蝶か甲虫の大きな幼虫の様にも見える

かなりの数の雄花が落ちていました。

 

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ヒマラヤスギの花

この色の状態の時は触ると堅いのですが、

乾燥して茶色→濃い赤茶色になると脆くなり

ポロポロと崩れます。

 

そして今日のお目当ての物を探すため

背の高い木の枝を見ると…ありました!

お目当ては球果です!

直径10㎝×幅5㎝以上はありそうな球果をつけていました。

 

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ヒマラヤスギの球果

 

球果は下から見ると探しにくいので、

少し離れた場所で木の枝を横から見ると…

 

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横から見た球果①

茶色の楕円形をした球果が葉から顔を覗かせていました。

まるで枝に休止するフクロウのようにも見えます。

 

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横から見た球果②

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横から見た球果③

球果は熟すと種子のついた種りんを

1枚ごとにばらばらと飛ばし、

最後は先端(先っちょ)だけが残ったシダーローズを

地面に落としてくれます。

10年ほど前にクラフトに凝っていた時

シダーローズを拾い集めすぎたため、

水で洗い乾燥させ剥離防止の処置をしては、

近所の児童館や幼稚園の秋の木の実を使った工作用で

何度か使って頂いたことがあります。

マテバシイクヌギ、コナラ等のドングリ類、

 ユリノキヤマノイモヘクソカズラ

 サルスベリ等の木の実も

 ビニール袋に種類ごとに分けて入れて

 名前を書いたラベルを貼って貰って頂きました)

種りんも大きな魚の鱗に似ていて面白い形をしているのですが、

シダーローズの華やかさには敵わないようで、

沢山用意してある木の実の中で工作の時には

シダーローズは子供たちにとても人気があり

すぐに無くなってしまうことが多かったです。

他に綿が付いた状態の綿の実&割る前のオニグルミの実も

ウケが良かったです。

 

我が家ではリースやフォトフレーム作り以外に、

剥離防止の処置を済ませたシダーローズを、

ゴールドやシルバーのカラースプレーで色をつけ

乾燥後にニスを塗り乾かしたら紐やリボンをつけて

X‘masツリーのオーナメントでも飾っています。

 

そのため12月頃から

地面に落ちていることが多くなるシダーローズを見ると、

ヒマヤスギからのX‘masの贈り物ではないかと思ってしまいます。

 

ただ近隣の広場や公園の幾つかの場所のヒマラヤスギの木が、

最近は伐採で姿を消してしまっていて残念です。

 

もう少ししたら12月で、

冬になると姿を消してしまう昆虫、植物等も多くなるので、

今のうちに秋の散策を楽しんでおきたいと思ったのでした(笑)。

 

最後まで読んで下さり有難うございます。

またお立ち寄りくださいませ。