受験を終えて(サポートと本音)/part14

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「元:中3受験生・伴走母」からの

「大学受験へ始動開始生・見守り母」の日記ブログ 

 

本日もブログを開いて下さり

有難うございます。

 

前回の続きです。

 

数か月前に見守り母である私の住む県では、

公立高校の出願状況と倍率が発表されました。

公立を志望する受験生およびその保護者の方は

きっと落ち着かない時期でした。

 

そんな時期のある日

娘の塾メイトのママさんに

塾の送迎の際に駐車場で顔を合わせたので、

立ち話をすることがありました。

公立高校を志望する中3女子の塾ママ同士でもあったので

その方から

「娘が小学校から毎日自習に通っているのを&

 中学では部活の試合後にすぐに塾に送っていったことを、

 周囲から可哀そうだと言われて辛かった」

「ほぼ毎日のように塾の送迎をしている」、

「お弁当が要るときはいつも作って届けている」

「こんなにやっているのに…」

という呟きがありました。

 

ママ友がいない私にとって

ママ同士で立ち話をする機会など滅多にないことです。

高校受験をする子供の保護者という立場も私は初ですから

この時のことはとても記憶に残りました。

 

記憶に残っている最たる理由は会話の

「こんなにやっている」に主語はなかったのですが、

内容と発言者から

私には ママ>子供 のニュアンスで聞こえて、

とても共感できたからだと思います。

 

我が家の場合だと

娘が大学受験のために

県内でトップor準トップの高校受験を目標にして、

勉強する努力を続けているのを見てから

私は伴走(※迷走)に熱が入るようになりました。

 

この時の娘は中2の後半で

それなりに自分のことは自分でできる年齢だったので、

せいぜい親として出来ることは、

・塾&〇文式へ車の送迎

・塾弁当を作る

・塾で配布されたプリントやテキストの整理 

・リクエストされた文房具や参考書の購入

・テキスト類のコピー作業

・通塾に必要な物の購入

  (服・リュック・腕時計・お弁当グッズ等)と

 それらの費用の捻出

・各種検定の申し込み 

ぐらいしかありませんでした。

 

受験前は少しでも自習室での勉強時間を

確保したいという娘の申し出から、

・塾通いを優先したパートの出勤&

 残業のシフト調整を職場に依頼し、

(高校受験を終え大学受験に向かって走り始めた現在は、

高等部から通い始めた娘の塾通いのサポートの都合で

慣れたパートを3月末に退職し、

新しい職場で働き始めています)

 

受験時の前後は、

・私立&公立の受験日の弁当作り&送迎

・中学の卒業式

・公立に縁が無かった場合の私立への手続き

・高校の入学式 

のため有休をそれぞれ取得し、

当日の参加等もありました。

 

塾弁当作りだと

・塾弁当の中身に悩まされる

・塾弁当を作るための食材&材料

 (ラップ/バラン/キッチンペーパー等)の買い出し

・ランチサック・ナフキンの洗濯&アイロンがけ

・お弁当箱、お箸&箸ケース、水筒の洗浄

・塾弁当を塾に届ける 

でした。

 

文房具の購入にしても

娘は使用するシャーペンやマーカー、

ノート類が決まっているので、

所望する物を買う必要があります。

決まった物の購入のため

一度売り場を覚えたら売り場まで直行できる&

悩まなくてすむのはメリットでした。

しかし所望品が

自宅から一番近いスーパーに置いてないため

ゲットために足を運ばなくてはならず、

あいにく売り切れの場合は

別な店舗に求めに行くことになりました。

そのため売り場に行った際は、

ストック分として余分に購入する等しました。

 

箇条書きにするとどれも簡単な項目になってしまう

ちっぽけな事柄ばかりですが、

それらには付随する細かな工程がついてくるのです。

その一つ一つはささいなので

誰にも気づいてもらえないことばかりです。

たとえ家族や周囲の目に入っても

評価されないことばかりだと思います。

 

ほぼフルタイムで働いている私はパート以外の時間は

娘のスケジュールからの逆算で送迎や塾弁当作りをします。

家族の用事に合わせて

いつも自分が動いているのでした。

そのため疲れは余分に発生しているかもしれません。

その隙間の時間に

買い物や洗濯物や掃除等の家事があるので、

時間の使い方が下手なのも要因ですが、

布団に入って寝るまでバタバタ状態でした(涙)。

 

勉強をするのは本人で

試験も本人しか受けれないので

勉強&試験以外で

娘に何かを頼まれたらor頼まれもしないこともしました。

体が怠くて面倒な時もあったけど

忙しくさせてもらって充実もしていました。

 

娘は志望する高校にどうにかご縁を頂けましたが、

もし併願校へ通うことになっていたとしても、

(※それでも志望校の合格は

 素直に親子共々嬉しかったです)

我が家は大学受験>高校受験と考えているので、

今日までの努力と経験は

無駄ではなかったと言えます。

 

結果として必要の無かった物の購入での

金銭的な無駄は大いにあったけれども。

  

見返りを期待して始めたことではないですが

キャパの狭い私は自分の事だけでも必死なため、

自分以外の用事を追加されるとキャパオーバーです。

 

そのため親のサポートを誰かに気づいて欲しい時が、

たまには報われたいと感じてしまう時があります。

それでも労いの言葉がなくても

子供にプラスの変化が見られたら

満足することもあります。

 

私の体感値では子供のために

10の労力で1しか得られなくても

1あれば頑張れるのですが、 

10の労力で0だとキツイです。

10の労力で0でも、

15の労力の先に1があるかもしれなければ、

キツイけど何とか踏ん張れそうな気はしました。

 

もし労いの言葉&子供にプラスの変化も無く、

10の労力で今のところ0だと感じてしまい、

15の労力の先に1があるのを信じれないとしたら、

私なら「こんなにやっている」がふつふつと心に渦巻き

満たされない気持ちになります。

実際に負のループに何度もハマりました。

 

そのため立ち話で

「こんなにやっている」と呟いたママさんの言葉に、

皆さんも色々な想いを抱いてお子さんを支えていて

その労力を報われたいと感じているかもしれないと思えて、

勝手ながら共感を覚えました。

 

またストレートに

「こんなにやっている」と呟けるママさんが

とても自然体に移りました。

お互いの子が志望する高校は別でしたが、

私だったら見栄も強がりもあって

他者に弱音と聞こえるようなことは

多分言えないです。

そのため弱音を吐けることが羨ましく

何だかとてもカッコよく思えたのでした。

 

受験生の保護者って

体力もメンタルも金銭面でも

各ご家庭なりに大変なのだと実感したのでした。

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拙い内容の文章を

最後まで読んで下さり有難うございます。

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