「元:中3受験生・伴走母」からの
「大学受験へ始動開始生・見守り母」の日記ブログ
本日もブログを開いて下さり
有難うございます。
前回の続きです。
数か月前に見守り母である私の住む県では、
公立高校の出願状況と倍率が発表されました。
公立を志望する受験生およびその保護者の方は
きっと落ち着かない時期でした。
そんな時期のある日
娘の塾メイトのママさんに
塾の送迎の際に駐車場で顔を合わせたので、
立ち話をすることがありました。
公立高校を志望する中3女子の塾ママ同士でもあったので
その方から
「娘が小学校から毎日自習に通っているのを&
中学では部活の試合後にすぐに塾に送っていったことを、
周囲から可哀そうだと言われて辛かった」
「ほぼ毎日のように塾の送迎をしている」、
「お弁当が要るときはいつも作って届けている」
「こんなにやっているのに…」
という呟きがありました。
ママ友がいない私にとって
ママ同士で立ち話をする機会など滅多にないことです。
高校受験をする子供の保護者という立場も私は初ですから
この時のことはとても記憶に残りました。
記憶に残っている最たる理由は会話の
「こんなにやっている」に主語はなかったのですが、
内容と発言者から
私には ママ>子供 のニュアンスで聞こえて、
とても共感できたからだと思います。
我が家の場合だと
娘が大学受験のために
県内でトップor準トップの高校受験を目標にして、
勉強する努力を続けているのを見てから
私は伴走(※迷走)に熱が入るようになりました。
この時の娘は中2の後半で
それなりに自分のことは自分でできる年齢だったので、
せいぜい親として出来ることは、
・塾&〇文式へ車の送迎
・塾弁当を作る
・塾で配布されたプリントやテキストの整理
・リクエストされた文房具や参考書の購入
・テキスト類のコピー作業
・通塾に必要な物の購入
(服・リュック・腕時計・お弁当グッズ等)と
それらの費用の捻出
・各種検定の申し込み
ぐらいしかありませんでした。
受験前は少しでも自習室での勉強時間を
確保したいという娘の申し出から、
・塾通いを優先したパートの出勤&
残業のシフト調整を職場に依頼し、
(高校受験を終え大学受験に向かって走り始めた現在は、
高等部から通い始めた娘の塾通いのサポートの都合で
慣れたパートを3月末に退職し、
新しい職場で働き始めています)
受験時の前後は、
・私立&公立の受験日の弁当作り&送迎
・中学の卒業式
・公立に縁が無かった場合の私立への手続き
・高校の入学式
のため有休をそれぞれ取得し、
当日の参加等もありました。
塾弁当作りだと
・塾弁当の中身に悩まされる
・塾弁当を作るための食材&材料
(ラップ/バラン/キッチンペーパー等)の買い出し
・ランチサック・ナフキンの洗濯&アイロンがけ
・お弁当箱、お箸&箸ケース、水筒の洗浄
・塾弁当を塾に届ける
でした。
文房具の購入にしても
娘は使用するシャーペンやマーカー、
ノート類が決まっているので、
所望する物を買う必要があります。
決まった物の購入のため
一度売り場を覚えたら売り場まで直行できる&
悩まなくてすむのはメリットでした。
しかし所望品が
自宅から一番近いスーパーに置いてないため
ゲットために足を運ばなくてはならず、
あいにく売り切れの場合は
別な店舗に求めに行くことになりました。
そのため売り場に行った際は、
ストック分として余分に購入する等しました。
箇条書きにするとどれも簡単な項目になってしまう
ちっぽけな事柄ばかりですが、
それらには付随する細かな工程がついてくるのです。
その一つ一つはささいなので
誰にも気づいてもらえないことばかりです。
たとえ家族や周囲の目に入っても
評価されないことばかりだと思います。
ほぼフルタイムで働いている私はパート以外の時間は
娘のスケジュールからの逆算で送迎や塾弁当作りをします。
家族の用事に合わせて
いつも自分が動いているのでした。
そのため疲れは余分に発生しているかもしれません。
その隙間の時間に
買い物や洗濯物や掃除等の家事があるので、
時間の使い方が下手なのも要因ですが、
布団に入って寝るまでバタバタ状態でした(涙)。
勉強をするのは本人で
試験も本人しか受けれないので
勉強&試験以外で
娘に何かを頼まれたらor頼まれもしないこともしました。
体が怠くて面倒な時もあったけど
忙しくさせてもらって充実もしていました。
娘は志望する高校にどうにかご縁を頂けましたが、
もし併願校へ通うことになっていたとしても、
(※それでも志望校の合格は
素直に親子共々嬉しかったです)
我が家は大学受験>高校受験と考えているので、
今日までの努力と経験は
無駄ではなかったと言えます。
結果として必要の無かった物の購入での
金銭的な無駄は大いにあったけれども。
見返りを期待して始めたことではないですが
キャパの狭い私は自分の事だけでも必死なため、
自分以外の用事を追加されるとキャパオーバーです。
そのため親のサポートを誰かに気づいて欲しい時が、
たまには報われたいと感じてしまう時があります。
それでも労いの言葉がなくても
子供にプラスの変化が見られたら
満足することもあります。
私の体感値では子供のために
10の労力で1しか得られなくても
1あれば頑張れるのですが、
10の労力で0だとキツイです。
10の労力で0でも、
15の労力の先に1があるかもしれなければ、
キツイけど何とか踏ん張れそうな気はしました。
もし労いの言葉&子供にプラスの変化も無く、
10の労力で今のところ0だと感じてしまい、
15の労力の先に1があるのを信じれないとしたら、
私なら「こんなにやっている」がふつふつと心に渦巻き
満たされない気持ちになります。
実際に負のループに何度もハマりました。
そのため立ち話で
「こんなにやっている」と呟いたママさんの言葉に、
皆さんも色々な想いを抱いてお子さんを支えていて
その労力を報われたいと感じているかもしれないと思えて、
勝手ながら共感を覚えました。
またストレートに
「こんなにやっている」と呟けるママさんが
とても自然体に移りました。
お互いの子が志望する高校は別でしたが、
私だったら見栄も強がりもあって
他者に弱音と聞こえるようなことは
多分言えないです。
そのため弱音を吐けることが羨ましく
何だかとてもカッコよく思えたのでした。
受験生の保護者って
体力もメンタルも金銭面でも
各ご家庭なりに大変なのだと実感したのでした。
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お時間ありましたらお立ち寄り下さいませ。
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拙い内容の文章を
最後まで読んで下さり有難うございます。
※あくまでも視野の狭い我が家の感想です。
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