春から高3生になる我が子ですが二年前の今ごろは高校受験を終えた中3生だったので、あらためて高校受験の振り返り/part2

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有難うございます。
< この記事は約5分半で読めます /rewrite.2023.11 >

それでは前回の記事の

”春から高3生になる我が子ですが

 二年前の今ごろは高校受験を終えた

 中3生だったので、

 あらためて高校受験の振り返り”

の続きと、

受験前日についてです。
** R4年度の受験を終えられた
 受験生・ご関係者の方々にとって
 本記事は不愉快な内容かもしれません。
 ご注意をお願いします **

 

ー 受験前日 ー

娘は受験の前日も

いつも通り塾へ自習に行きました。

娘に限らず在籍の中3生は

授業の有無に関わらず

塾に来ていたようです。

 

ちなみにこの塾は

中3の夏期講習前から通塾しましたが

学校の定テ対策などはなく、

高校受験指導に重きを置かない

中高一貫塾でした。

そのため中学生になる前までに入塾し

大学受験まで通うのが、

最も恩恵を受けやすい

この塾の通い方でした。

それなのに本人の希望で

年明けにあった

次年度の契約更新の確認の際に

更新はしない旨をお伝えしたので、

入試前日に退塾することになっていました。

 

さて明日が高校入試という日、

私はいつものように娘の迎えのため

塾へ車で行きました。

駐車場に停めた車内で

娘の出待ちをしていました。

塾内の蛍光灯の白い光が

ガラス張りの室内の様子を

照らし出してくれます。

正面玄関に通ずる受付周辺で

校舎長が数人ずつの生徒へ

声掛けをし見送っている様子が

見てとれました。

 

ほぼ毎日、塾の送迎をしており

明日が公立高校の一般入試日なので、

玄関前のやりとりが

受験へ向けての送り出しなのは

直ぐに分かりました。

集団指導塾ですが

個人塾で定員制のため

一学年の人数はそれほど多くありません。

それなのに娘は

なかなか姿を現しませんでした。

 

数人が一つのかたまりとなって

時間差で退室してくる子たちの

顔ぶれを見ていると

受験する高校別に

呼び出されているようでした。

模試の結果が出るたびに

授業の席が変動するガチ塾なので、

難易度が高いとされている高校ほど

呼び出しが遅くなる順だろうと

予測しました。

 

退室した子たちの数から

次に呼ばれるグループが最終だろうと

思われました。

ようやく現れた数人の子たちの中に

娘の姿も見ることができました。

当日点はもちろんのこと内申点

まったく不安がないであろう塾メイトと

一緒にいる娘を見て、

明日はこのような優秀な子たちと

点数で競わないといけないのかと

思うと不安になりました。

 

何を話しているのかは

もちろん聞こえませんが、

今日で塾を辞める娘に

普段通りに見える接し方をして

送り出してくれる塾長の様子に

ホッとしました。

やりとりの様子を眺めていたら

通塾期間は短かったけれど

ほぼ毎日のように通ったので

通塾での様々なコトが思い返されて

胸に込み上げてくるものがありました。

 

ー 受験日の夕方 ー

さて退塾はしましたが、

事前に塾長の許可を貰っていたので

受験を終えた当日の夕方に数時間だけ

自己採点と間違った箇所を見直すため、

娘は塾の自習室をお借りしました。

そのためこの日が

この塾の通塾の最終日でした。

 

自己採点の結果から

当日点だけならどうにか志望校に

ご縁をいただけそうだと

予測できましたが、

娘は中1の学年評定という

黒歴史があります。

そのため落ち着かない気持ちのまま

合格発表の日を迎えました。

 

ー 合格発表日 ー

もしかしたら今は

専用サイトで合否確認をすることが

できるかもしれませんが、

(※本内容は数年前の地方公立高校の話です)

我が家は現地の掲示板を

確認しに行きました。

発表時刻を数分過ぎて正門に着いた頃、

あちこちで歓声が上がっているのが

聞こえました。

 

一方で掲示板からやや離れた場所で、

顔を赤くし泣いている娘さんの背中を

黙ってさすっておられる

母親と思われる方の姿が目に入りました。

雰囲気から悔し涙だと察しました。

また周囲を見渡すと

歓喜の輪を後にしている親子の姿が

数組ほど目に入りました。

合格であれば

すぐに電話で伝えたい人がいるだろうし、

同じ中学・塾の仲間と合流したり、

掲示板の自身の受験番号の前で

写真を撮ったりするので、

しばらく掲示板の付近にいると思います。

集団から離れているのは

番号がなかったからだと想像できます。

娘がご縁をいただけなかった場合も考えて

現地に足を運んでいたため、

また発表時刻から

数分遅れて到着したので、

目に入ったのだと思います。

 

娘は私に似て要領が悪いので、

この高校を受験すると決めてからは

かなり努力をしました。

一部の天才肌の子を除けば、

娘ほど学習の理解に時間のかかる子は

いないと思いますが、

この高校の受験生はそれなりの努力をして

試験を迎えたはずです。

 

合で嬉しさを全開にできるのも

否で落ち込んで泣けるのも

それまでに濃い過程があったからです。

高校受験は人生の通過点で、

高校に入ってからが勝負だと思いますが、

リアルに合否を目の当たりにすると

否は15歳には悔しすぎると感じました。

 

娘の受験なので番号は本人が一人で

見に行くことにしていましたが、

会場の雰囲気にのまれた私は

ますます娘と一緒に番号を確認するのは

できないと思いました。

そのため番号が見えない程度に

掲示板の近くまで娘と行き、

私はその場で待機し

娘が受験番号〇☆△の三桁を

(※記号には数字が入ります)

探しに行きました。

 

そして数分ほど待ちましたが…

娘が来ません。

 

まだ来ません。

 

やっぱりまだ来ません。

 

掲示板から目をそらした先に、

ここに着いた時に見かけた

泣いている娘さんと母親の姿が

まだありました。

娘さんはまだ涙が止まらない様子です。

人目が気になる年頃だろうけれど

人目を憚らず泣ける意味を察します。

何年もの頑張りの悔し涙だから

そんなに簡単に

止まるものではありません。

こんなに泣けるのは

それだけ受験に向き合ったからだと

あらためて感じました。

 

ようやく人混みの中から

見つけた娘の顔には

喜びはなく困惑の表情がありました。

娘「受験票、見せて」

私「どうしたの?番号がなかったの?」

娘「番号がないからもう一回探してくる、

  番号って〇△☆だよね?」

私「番号は〇☆△だよ」

娘「えっ、〇△☆じゃないの?」

私「〇☆△のはず、受験票で確かめよう」

あわててバッグの中から取り出した

受験票に記載の番号は〇☆△でした。

 

受験から合格発表まで間が空いたので

覚え間違いをしたか、

気が動転していたからなのかは

分かりませんが、

娘は〇△☆を探していたようです。

普段通りに見えていたけれど

娘は平常心ではなかったのだと

気づかされました。

 

再び一人で番号を見に行った娘は

すぐに戻って来て、

番号があったと教えてくれました。

先ほどの覚え間違いの件があったので、

三回目は私と娘の二人で

受験票に書いてある〇☆△の番号を

掲示板に探しに行き、

番号があるのを二人で確認しました。

 

中2まで塾なしで

中2後半から急遽目指した志望高校に

ご縁をいただけました。

娘の精一杯の努力に

周囲と運が味方をしてくれました。

 

これが我が家の

”春から高3生になる我が子ですが

 二年前の今ごろは高校受験を終えた

 中3生だったので、

 あらためて高校受験の振り返り/part2”

なのでした(笑)。
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↓前回の記事です。
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