受験(伴走母~見守り母)

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「元:中3受験生・伴走母」からの

「大学受験へ始動開始生・見守り母」の日記ブログ 

      

本日もブログを開いて下さり

有難うございます。
< この記事は約5分で読めます /rewrite.2023.1 >

 

娘は中2の八月から

塾の自習室が解放されている日は

特別な事情が無い限り毎日のように通い、

勉強に取り組むようになりました。

現在も継続中の自習室通いは

今月で三年目に入りました。

 

娘の伴走と称し迷走していた私には

二年の歳月は早く過ぎましたが、

二年間の密度はとても濃く

五年間くらいあったような体感です。

振り返ると私が娘のために

良かれと思ってやったことは

マイナスに繋がる行動ばかりでした。

途中から何もしない方がマシだと気づき、

また親の気持ちと本人との目指す方向が

だいたい重なり、

本人の取り組みを信用できるようになったので、

娘が中3の後半頃から勉強や進路は

本人の考えを優先するようになりました。

 

そこで今日は娘の高校受験を通して

伴走母~(迷走母)~見守り母が

感じたコトについてです。

 

中3になると

志望校判定模試、実力テスト、

定期テストなどがあり、

通塾していると塾模試もあったりするため、

毎月のようにテスト・試験があります。

そのためどの時期に

どの勉強をどれぐらいやるのかを

計画的に考え進める必要がありました。

(※昨年は新型コロナウィルス感染の

 拡大の最初の年だったので、

 日程や会場の変更も余儀なくされるなど

 例年通りとはいかないケースも多く、

 社会の末端にいる私でさえ

 落ち着かない事柄も多々ありました)

 

娘は中2の半ばまで

ほぼノー勉で各種テストを受けていたので、

中1の内申点が壊滅的でした。

中2の後半から突如として

上位の高校を目指したため、

内申点を少しでもリカバリーするために

宿題として持ち帰る家庭科や美術等の提出物や、

期末テストは副教科の勉強に

力を入れなくてはなりませんでした。

美術は嫌いではないので

画はそれなりに描けますが、

手先があまり器用ではないため

工作や技術・家庭科の作品を

納得いくように仕上げるには

とても時間がかかったようでした。

作品作りのレポートも

デジカメで撮った写真を添付したり、

内容のまとめに工夫を凝らしたりするため、

とても手間がかかりました。

 

中3で模試・実力テストの前でも

提出物の裁縫や工作をして、

(※テスト前でも

 美術の作品作りのために

 自宅で紙粘土をこねていたのを見た時は

 さすがに胸がザワつきました)

ある期末テストのときは

音楽の記号や作曲家名、

技術の工具の種類と使い方、

家庭科の栄養素や洗濯表示マーク、

体育のスポーツの道具の名前やルール等を

必死に覚える姿を見て、

(※副教科は生活に関する事で

 知っておきたい内容が多く、

 生活を豊かにして

 役に立つ知識であるのは間違いないですが、

 受験には無い教科&

 決まった期日に受験日がある以上

 私は相当ヤキモキさせられました。

 ザワつく感情を抑えきれず

 つい口を挟んでしまい

 険悪な空気になったことは

 しょっちゅうです。

 親子喧嘩になったことも多々あります)

たとえ内申点が動機であったとしても

どの教科も出来るだけのことをしようと

行動したので、

主体的に考えていたと

受け止めることができました。

 

その甲斐があり

期末テストの副教科は

結果を出すことができました。

中2の後半と中3の評定も

娘が得られる可能性のある最大の数字を

(※努力ではカバーできない技能面が残念なため、

 評定のMAX値は望めませんでしたが)

つけていただけました。

 

中2、3の内申点

本人の取り組み通りになりましたが、

それでも志望高校の受験に必要とされる

内申点の目安には

まったく足りませんでした。

さらに中3半ばの

志望校判定模試は大コケをしました。

実力テストは思うように伸びないまま

本格的な受験シーズンに入りました。

 

そんな状態でも

ブツブツ文句を言いながらですが、

結果の有無に関わらず

モチベーションがほぼゼロでも

やることはやれる子になったと思えたので、

我が家では次第に

本人に任せるようになったのでした。

 

この任せていく過程は、

子供を補助なし自転車に乗れるようにするため、

保護者がハンドルや後ろの荷台部分を持って

フォローしていたけれど、

子供が練習を重ねるうちに

持つ部分が少なくなり

かける言葉もなくなって、

交通量のある道路でも

安全に乗ることができるように付き添って、

もう大丈夫だと確信したのちに

子供が補助なし自転車に乗って

一人で行きたい場所に行くのに

似ている気がします。

 

さて志望高校での初夏休みに入りました。

多くの優秀な同級生の姿を

塾の自習室で見かけるようになったため、

娘は焦り以上に劣等感を抱いて

いつも以上に愚痴っぽくなっています。

 

そんな今の状況は、

娘が一人で遠くの目的地を目指して

懸命に自転車をこいでいたら、

前方にはスイスイと自転車をこいで

速いスピードで進む多くの同級生が

見えてしまった様子のようです。

体力も自転車もスピードも違いますが、

自転車はこがないと前にすすまないので

目的地にたどり着きたいなら

必死にペダルをこぐしかないのです。

 

これが娘の受験を通して

伴走母~見守り母が知り得た

コトなのでした(笑)。

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